ペットと人間が一緒に暮らし家族になることは、とっても幸せなことです。しかし身近にいると、人の食事を与えたり、おやつが多くなったりすると、ペットにとって必要な栄養が正しく与えられなくなってしまうこともあります。
ペットに与える食事は、栄養の観点からはペットフードをおすすめします。「総合栄養食」と表示されたペットフードには、タンパク質・炭水化物・脂肪・各種ビタミン・ミネラルといった必要な栄養素がしっかり含まれていますので、ペットフードと水だけで健康な生活を送ることができます。
ペットと一緒に生活していると、ペットフードだけだと「何となく物足りそう…」と、家族と同じ食事をあげたくなってしまいますね。そうすると、その分だけペットフードを食べる量も減って、必要なビタミンなどの摂取も減ってしまいます。ペットの健康のためにはぐっとこらえることも大切ですね。
ペットフードは必要な栄養成分だけでなく、抵抗力を高める成分や健康を維持する成分などを含み、ペットの健康を保ち、病気にさせないような考え方で作られています。
●栄養が偏らない
犬や猫の必要栄養基準に適合するように成分を配合しています。
●経済的
手作りは愛情がこもって良いですが、必要な栄養素を満たしたフードを毎日作るのは大変です。ペットフードであれば、バランスも取れて手軽ですし経済的です。
●多様なタイプ
ペットフードはドライ、セミモイスト、缶詰の3種類があります。一般的に水分が多い方が好む犬猫が多いですが、開封後の保存期間が短かったり、歯垢がつきやすかったりします。
ペットの健康状態やサイズ、嗜好にあわせてタイプを選びましょう。
人と犬や猫では、必要な栄養や量も違います。また同じ食べ物でも、人と犬や猫では体内での消化・吸収のされ方が違うこともあります。ペットフード以外の食事を取ることで、その分ペットフードを食べなくなり、それが必要なビタミンやアミノ酸、ミネラルなどの摂取を妨げてしまいますので、充分注意が必要です。
また、人の食べ物を与えることによって、カロリーオーバーになったり、過剰症や中毒症、欠乏症を起こすこともあります。具体的には、マグロの切り身による肥満やビタミンE・カルシウム欠乏やタマネギなどによる中毒症などが考えられます。栄養素不足は病気を引き起こすこともありますので注意しましょう。
犬や猫も哺乳期、成長期を経て、成犬・成猫になりますが、成長の段階に合わせたフードを与える必要があります。身体の大きさ、成長速度、運動量などに見合った栄養必要量が決まっていますので、注意が必要です。
哺乳期は母乳や代用乳が必要ですし、離乳食も必要です。成長期の間は成長期用のフードを与え、成長が終わったら成犬・成猫用に切り替えます。また7~8歳の年齢を過ぎたら、量を減らすか高齢用のフードに変えるようにしましょう。
ペットは自分でフードを選ぶことができませんので、人がしっかり食事管理をしてあげることが重要です。